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店主 まつもと

Author:店主 まつもと
苔玉と植物のお店と苔玉教室 「三日月豆」の店主。
2013年11月より大阪・上本町から八尾市へ移転しました。
新しい住所は八尾市桜ヶ丘1-69相馬賃家東(奥)より3軒目。古い平屋長屋です。
営業日は随時報告いたします。よろしくお願いいたします。
苔玉の育て方

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梓弓ま弓槻弓年を経てわがせしがごとうるはしみせよ  
Picture122113_164218.jpg

今日は吉野の実家で一日過ごしていました。
朝から冷たい雨が降っていたので、土のことはいっさい手をつけず。

夕方、ちょっと外へ出てみたら玄関口のマユミの木が雨上がりの雫をつけて精彩を放っていました。

マユミの木、ご存知?
春~夏は人の目に止まらない地味な木なんですが、冬に長いこと赤い実をつけるので、
山の中や町の中でも色が引き立ちます。

好きな木のひとつでもありますが、今日のマユミが妙に目をひいたので、ちょっと調べてみました。
マユミは日本でも古くからある木なので面白い由来みたいなのがないかしら、と思って。

面白いと思ったのでご紹介。
伊勢物語の24話にでてくる歌に真弓がでてきます。
長くなるのでざっくり説明すると、

京都から離れた土地に住んでいる男が宮使いすることになった。女と別れを惜しみならが京都へ旅立った。女は男を恋しく思っていたが、3年の間音沙汰なし。その間に女に熱心に求愛する男がいて、とうとう女の心は寂しさに傾いてします。男を受け入れる約束をした夜に、待ちわびた男がやってきて戸を叩く。

『梓弓年の三年をまちわびてただ今宵こそ新枕すれ』と戸を開けることなく歌で返す。
(あなたを待ちわびて3年、耐え切れずに今別の男性を受け入れています)

『梓弓ま弓槻弓年を経てわがせしがごとうるはしみせよ』 
(梓弓だか真弓だか槻弓だか知らないが、どちらにせよ長い年月(つきを掛けている)私があなたを愛したように、相手を愛せばいい)

『梓弓引けど引かねど昔より心は君によりにしものを』
(梓弓を引く引かないの話ではないけれど、私の心は昔からあなたに引き寄せられていたのよ)

と女は男を引き止めるが男は去ってします。
女は諦めきれず、男を追いかけるが追いつけず途中で息絶えてしまう。

昔の人の知的なことったらすごいものですね。
しかも、遠距離恋愛にありがちなこの恋愛話。恐れ入ります。
(追いかけて途中で亡くなってしまうところは現在とは違いますね。)


Picture122113_164423.jpg
鈴なりに実がなって可愛いのですよね。

私の友人にはマユミさんはお一人なので、マユミさん元気かしら?と思ったりします。
花の木と同じ名前なんて素敵ですよね。
例えば、桜という名前もいいんですがこの場合、桜ではないのが粋です。








  




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植物コラム | 19:16:02 | Trackback(0) | Comments(0)
ウンベラータ
突然のことながら色々ありまして、
三日月豆をしばらくお休みすることにしました。
落ち着いたら、また細々と再開したいと思っています。

ブログもまた植物話だったり違ったりを細々と続けようかしらと思っているので、
ときたま、のぞいてくださったら幸いです。

image_20130814191102c7a.jpg



お店の植物は自宅待機してるのですが、
ガジュマルとウンベラータの水挿しが気になって近くにいてます。
夏なので水挿しの水もまめに取り替えます。
まずまず元気そう。

ウンベラータはゴムノキの仲間でとても頑丈なうえ、姿もどこかしら都会的なようです。
カフェや雑貨屋さんにある感じ。
お祝いにプレゼントするのもピッタリな植物ですね。

三日月豆には鉢植えと苔玉の二つを去年の冬から育ててましたが、
夏前からすごく勢いよく成長してくれてたなぁ。
冬は元気ない雰囲気になりますが大丈夫。水やり控えめで冬越ししてくだい。
その、苔玉のほうの新芽が不注意で折れてしまって。

水に挿してたら根っこが出てきた。新芽も大きくなってきたわ。

ガジュマルの小さい苔玉の葉の最初の葉が全部落ちてから、
出てきた小さい葉たちが勢いいい。

今時期の小さな変化はとても嬉しいけど、油断すると悲しいことになるのだ。
皆さんも気をつけてね。



質問やご相談は可能なかぎりメールでお答えいたします。
お気軽にどうぞ。
HPお問い合わせフォーム











植物コラム | 15:12:25 | Trackback(0) | Comments(1)
風蘭
Picture071713_193600.jpg

暑くてかないませんね~。
吉野では野外作業をしたいのに・・・午前中は10時過ぎたらドッと疲れがでてきて、
夕方は6時半ぐらいからしか外へ出られない・・・・
年のせいかしら?(笑)とぼやいていたら
年々暑くなってるよ。となぐさめて?もらう。

このあいだの夕方は宵闇にまぎれてしまった。
電気つけて、蚊取り線香つけて、あぁ・・・(疲)と思いつつ作業していたら、
甘い、植物の匂いがしてきた。
クチナシの匂い、木がどこかにあったかしら?と考えて、花の時期は終わってることに気づいた。

あ、と思って振り返ったら、風蘭の花が闇の中で白く浮き上がっていた。

10年近く越し、頂き物の風蘭は今年も機嫌よく花をつけてくれた。


風蘭は着生植物なので流木なぞに着生させて吊り下げて育てます。
一つの株に咲く花はみな同じ方向を向いて咲く姿が印象的です。
日本原産のものですが、野生のものは絶滅危惧種となっています。
育てやすくて、気をつけないければいけないのは冬はほぼ水遣りが必要ないということです。
後は風通い日陰(木陰)が好い。





植物コラム | 15:30:40 | Trackback(0) | Comments(0)
くちなし
Picture060813_111439.jpg

山田さんのお宅へ苔玉の交換に行った帰り道。
自転車で走っていたらクチナシの香りがした。
街路樹の下に植えられている低木のクチナシ。

クチナシは夜が似合う。
ミルクみたいにこっくりとした色が夜に浮き上がる様と独特の甘い香りを放っていることも。

花は初夏だったんだなと今年も思う。
毎年思うのに花の季節が過ぎると、いつ咲いている花なのか記憶からなくなってしまうみたい。
そういうところがなまめかしい印象を儚いものにしているような気がします。

すごく魅力的。忘れてしまうのに好きだわ。

夜を歩いていたらクチナシのにおいに誘われる。
そういう散歩も素敵ですよね。

クチナシといえば、黒人女性ジャズシンガーのビリー・ホリディがクチナシの花を髪飾りにして歌っていたのは有名な話。思い出すと聴きたくなります。

.Billie Holiday - I Love You Porgy .

なんだか言葉なくしてしまう。







植物コラム | 08:42:07 | Trackback(0) | Comments(0)
ガジュマルの苔玉
2013_0601三日月豆0001

ガジュマルは毎年夏になると人気がある植物。
妙に心惹かれる木。
なぜかしら?と考えてたら、ポーポー屋さんから教えてもらった
この詩が答えてくれました。



「がじまるの木」          山之口貘

  ぼくの生まれは琉球なのだが
  そこには亜熱帯や熱帯の
  いろんな植物が住んでいるのだ
  がじまるの木もそのひとつで
  年をとるほどながながと
  気根を垂れている木なのだ
  暴風なんぞにはつよい木なのだが
  気だてのやさしさはまた格別で
  木のぼりあそびにくるこどもらの
  するがままに
  身をまかせたりして
  孫の守りでもしているような
  隠居みたいな風情の木だ


タ・プロムが見たくてアンコールワットへ行ったときの
遺跡と一体化しているガジュマルは静かだけど恐ろしい感じがした。正直怖かった。
その生命力に強烈な強さを感じたけど優しさとは正反対だったかな。
でも見に行ってよかった。

力のある植物は人と寄り添っているほうがよりやさしい存在となって、
人が介入しないと恐ろしい存在になるのかも。
ガジュマルはそういう木。


三日月豆が毎年苔玉教室に使うガジュマルの苗は小笠原や沖縄で作られているもの。
小さいのだけれど、見守ってくれているような、
山之口獏さんの詩のようなやさしいガジュマルの苔玉です。


暑さや寒さにも強くて育てやすい。
苔玉や植物初心者の方には本当にオススメ。

6月9日(日)のCASOでの苔玉ワークショップはガジュマル苔玉をイベント価格で行います~。
この機会に良かったら是非。

6月9日(日)、港でみんなとワークショップ

まだまだ募集しております♪

植物コラム | 14:05:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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